資本金っていくらに設定する?|資本金とは何か

それでは先日の続きで資本金とは何かを説明していきます。

1、資本金とは何か

①「会社の純資産の規模」を表す会計独特の概念=株式や出資金の事。

②会社からしたら資本=借入ではない為返済不要。

また、配当支払いも可能。

・通常、法人税法上、配当金の支払いは経費に落とすことはできません。

ですが、受け取る個人としては配当所得として課税されてしまうので中小企業、オーナー企業では通常配当所得は取らない事が多いです。

③以前有限会社は300万円、株式会社は1000万円と言う下限がありました。

・会社を設立する際に最低でも300万円は必要でした。

④平成18年に③の法律が撤廃され1円からでも設立可能となりました。

この時から会社が乱立し始めてきた時代です。

⑤資本金が多いと「しっかりした会社」と言うイメージ

・経営的な事を考えると資本金が大きい程有利です。

ただ資本金総額が預金残高として残っているわけではありません。

昔その金額を会社に入れたという記録に過ぎません。

登録時、会社設立時、登記時の記録にしかすぎませんので資本金が大きいから100%安心できる会社と言うことではありません。

⑥会社設立時に資産がある事を証明した上で登記手続きを進める。

・法人口座は設立時存在しないので登記の際に個人口座にしっかりと資本金があるかを証明した上で提出します。

⑦当然ながら「見せ金」として資本金を準備するのはNGです。

・特にその後融資を受けるのであれば融資詐欺に該当するのでお気をつけください。

⑧一時的に資本金は縛られます。会社スタートしてから自由に使用可。

・会社と言う箱の中で行っていくビジネスで当然ながら自由に使うことができるので一生縛られる資金ではありません。

⑨現金や預金で残るのではなく在庫や設備等に形を変えて残る。

・資本金はスタート時、何に使うかと言うと、店舗を借りたり敷金を入れたりあるいは商品在庫を抱えたり様々な物に使います。

中には経費として消えていくものあれば設備として残るものがあります。

殆どが物に変わっていくので設立1、2年経って資本金総額が残っている会社は利益が出て儲かっていると言うことだと思ってください。

いかがでしたでしょうか、次回は有名な資本金1,000万円未満にすべき理由について解説していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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