資金繰り表とは?書き方とフォーマット

こんにちは、みんなの資金繰りです。

帳簿上、売上が出ているのに手持ちの現金(預金)がショートしてしまい、資金繰りが苦しくなることがあります。最悪の場合、黒字倒産に陥ることは黒字倒産の記事でもご説明しました。

資金繰りが苦しくなる原因は、入金と支払のバランスがマイナスになる事です。

会社にとって売り上げを増やす事は最大の目的ですが、売上金の回収が遅れれば、それだけ会社にある資金は少ない状態になります。

十分な資金があれば問題にはならないかもしれませんが、安定した経営を目指すため、資金繰り計画に有効な「資金繰り表」についてご説明します。

資金繰り表では、現金及び預金などの現金同等物の出入りに時系列で着目します。

経営者の皆様にとっては、資金の流れはある程度把握されている事ではあると思いますが、日々資金繰り表を更新することで、資金の見通しがより明確にできると思います。

また資金調達の際、金融機関に提示することで信用度も上がります。

非常に簡素化していますが、次のような表が資金繰り表の基本的な考え方になります。

2020年9月2020年10月2020年11月
現金収入200250150
現金支出▲200▲250▲250
借入金調達50
借入金返済▲5
次月繰越050▲55

上の表では11月度に資金がマイナスになることがわかります。すると、10月の借入をもっと増やすべきだという判断ができるわけです。

実際には、収入と支出を細かい項目に分けて、6か月から12か月の期間で予想も含めて表にします。

細かい項目の例としては次のようなものになります。

収入

 売上金の回収(売掛金回収、手形回収、現金売上)

 前受け金の入金

支出

 買掛金の支払い

 人件費・設備費などの費用の支払い

 法定福利費・税金

借入金調達

 銀行借り入れ

 定期預金取り崩しなど

借入金返済

 銀行への返済

お金の流れを表すという意味ではキャッシュフロー計算書と似ていますが、資金繰り表は将来の資金の出入りの予定を表にすることで、今後の資金計画に役立てるものとなります。

今回のコロナウィルスの影響や災害などの外部的な要因で、急激に売り上げが落ちることもあり得ますし、取引先の経営不振で売掛金の回収が滞る事も考えられます。

急激な外部環境の変化により経営が苦しくなった時でも、資金繰り表を活用する事で落ち着いて次の資金調達を含めた経営戦略を立てることができると思います。

みんなの資金繰りに会員登録していただいた方は、資金繰り表のテンプレートをダウンロードしていただけます。

ぜひ活用していただき、資金繰りに役立てていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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