円高と円安が資金繰りついて与える影響とは?

こんにちは。みんなの資金繰りです。

今日は円高と円安についてお話したいと思います。

円高と円安

資金繰りを考えるときに、海外との直接取引の無い企業においても円よりも利率の良い外貨預金や外国債に投資をして、資金繰りを有利に進める経営者の方もいらっしゃるとよく聞きます。

そこで登場する円高と円安という言葉。この2つはほぼ毎日ニュースなどで目にしますが、この言葉が出るたびに『あれ?どっちがどっちなんだっけ?』と思う人も少なくないのではないでしょうか?

円高だとどうなるんだっけ?逆に円安だとどうなるんだっけ?と分からなくなることもしばしばです。

そもそも円高、円安とは一体何でしょうか?

答えは“日本円の価値”です。

ドルやユーロといった日本円以外の通貨と比べてみたときに、日本円の価値がどの程度あるのかを表したものが円高と円安です。

円高の場合だと、他の国の通貨より日本円の方が価値として高いことを表しています。

円安の場合だとこの逆で、他の国の通貨より日本円の方が価値として低いことを表しています。

もしも分からなくなったらこう考えると簡単です。

“円とドル(他の通貨も含む)はシーソーのような関係であり、どちらか一方が高くなれば反対にもう一方は安くなるもの“と考えると間違いにくくなります。

実際に数値化してみるとさらに分かりやすくなります。

例えば、昨日は1ドル150円で今日は1ドル130円になっていた場合を考えてみましょう。この場合、昨日に比べて“円高ドル安”の状態になっています。

昨日の時点では1ドルと交換するのに150円必要としていたものが、今日の時点では130円だけで交換が出来るからです。文字通り円の価値が高くなっていて“円高”ということになります。

円安は円高の逆で、昨日は1ドル130円だったものが今日は1ドル150円という場合に起こります。昨日は130円で交換できたものが、今日は150円も払わないといけない状態です。これは円の価値が安くなってしまったことを表しており、“円安”ということになります。

ということでシーソーのような関係にあるというイメージはつかんで頂けましたでしょうか?

外貨預金や外国債への投資をお考えの方にはこの円高・円安の考え方は大事なポイントになりますが、商業を行う方にとっても大事なポイントになってきます。輸入や輸出を行う時は円高・円安を意識しないと大損することもあり得るからです。

輸出した商品Aを海外で売る場合、円安だと海外での商品Aの販売価格は安くなります。よって商品Aは海外でよく売れるので儲かります。一般的に輸出においては円安が有利と言われているのはこのためです。逆に円高だと商品Aの海外での販売価格が高くなって売れませんね。

以上、海外展開を含めた資金繰りを考える時にはこの円高・円安の考え方が重要になってくるというお話をさせて頂きました。

最後までお読みいただき有難うございました!

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