約束手形とは?活用方法と資金繰りへの活用方法について

こんにちは、みんなの資金繰りです。

資金繰りとはどういう事でしょうか。

まず商売とは、ものを買って、それに付加価値をつけて、販売し、利益を得る事です。

仕入れのないサービス業もありますが、従業員や自分が報酬を得て、付加価値を提供するという事では本質的に変わらないとも言えます。売上が入金されるまでの間に、次の仕入れをしないと、製品を作れません。

他にも従業員への給料や、家賃などの経費の支払いもあります。仕入れをして、製造販売して、売上金を得るまでの間、次の仕入れのお金は運転資金として自分で用意しておく必要があります。

製品を作れないと、販売もできないので、何とかして仕入れのためのお金を用意する必要があります。そこで、前に売った売上金の売掛金回収をあてにして、掛けで仕入れを行うことができます。場合によっては、仕入れのためのお金を、金融機関から借り入れて仕入れ先に支払う場合も考えられます。

こうやって買掛金の支払いと売掛金の回収を、途切れることなく繰り返すことで経営が成り立ちます。そのために資金を調達したり返済したりすることを、資金繰りといいます。

「資金繰り」というと、「資金繰りが苦しい」などというネガティブなフレーズが思いつきやすいのですが、資金繰りは会社の経営を維持するには必要不可欠な事ですし、通常は資金繰りをしながら経営は行われていきます。

前置きが長くなりましたが、この資金繰りに関して、手形というものが重要な役割を果たします。

手形には約束手形と為替手形があるのですが、約束手形を前提として書いていきます。約束手形とは、ある決められた期日に一定の金額を支払うことを約束する有価証券です。手形を受け取った人は。手形に定められた期日に銀行に持ち込むことによって、自分の口座に支払を受け取ることができます。一部例外はありますが、手形の支払は120日後が限度と決められています。

手形で支払える会社というのは、銀行に当座預金口座を開設できるだけの信用のある会社なので、その信用の上に成り立つ決済方法といえます。

約束手形を受け取った側は、すぐに現金化することができないのですが、期日前に支払を受けることもできます。

それを手形割引といい、期日前に銀行に持っていき、「割引」してもらうことで、記載された金額より少ない金額を受け取ることができます。

銀行としては、手数料が手に入るわけですね。

また手形は譲渡可能となっていて、それを「裏書譲渡」といいます。

手形の裏に指名・屋号・代表者名・押印したうえで譲渡ができ、すなわち約束手形で他の会社に支払ができます。割引もなくそのままの額面で支払うことができるので、流動性が高く、これがスムーズに流通する理由です。

このように、手形で買掛金を支払うことで、その一定期間の資金繰りがなりたちます。

約束手形のおかげで事業を継続するチャンスができて、その事業継続が積み重なり、日本の製造業の発展が支えられたといってもいいくらいなのです。

資金繰りは経営をするにはなくてはならない考え方です、金融機関、時には政府や自治体の支援もうまく使いながら事業継続を考えていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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