代表的な金融機関の種類と特徴について

2020/11/20更新

こんにちは、みんなの資金繰りです。

事業をやっている人であれば、必ず資金繰りのことを考えます。
支払いや代金の受け取り、借入など、資金繰りで必要不可欠なのが金融機関です。金融機関としては銀行が代表的ですが、他にも、公庫、信用金庫、商工中金、ノンバンク、信用組合などがあり、それぞれ特色があります。

ここでは、それぞれの金融機関の業務内容や特色について紹介していきたいと思います。

銀行

銀行は最も身近な金融機関と言え、各金融機関のなかでも最も業務の範囲が広いでしょう。
預金、融資、手形決済が業務の3つの柱です。振込、振替、手形決済は事業を行っている個人、法人にとってはなくてはならない業務です。

都市銀行、地方銀行、信託銀行など銀行にもいくつかの種類があります。

都市銀行は、日本全国の主要都市に支店網を持ち、全国的に営業を展開している銀行を指します。みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行が都市銀行にあたります。

地方銀行は各都道府県で代表的な銀行が存在し、その地域では有名ですが、他府県に行くとまったく知られていないというような事もあります。地方銀行はその地域の企業を重要視している傾向があります。

信用金庫、信用組合

銀行と扱う業務は変わらないと考えてよいですが、よく見かけるけどなじみのない存在と感じる方も多いかもしれません。

信用金庫は信用金庫法に準拠した金融機関である事が銀行と異なりますが、ペイオフの制度については銀行と同様に預金保険制度が使われます。地域に根付いた金融機関なので、中小零細企業にとっては頼もしい存在といえます。

一方信用組合は、中小企業等共同組合法に基づいており、事業者は業種により従業員数や資本金の制限があります。預金の受け入れについては、信用組合は原則として組合員が対象となります。信用組合は、特定の地域や、特定の業種に従事している人を組合員とすることが多く、地域や業界に特化したサービスを展開している金融機関と言えます。

公庫

公庫とは、住宅や事業支援の融資を行う政府系金融機関であり、一般の金融機関で融資することが困難な分野に対して融資することが主な目的です。現在は、日本政策金融公庫や住宅金融支援機構などにに改組されています。

公庫の中では、日本政策金融公庫が一般の中小企業への事業融資の役割を受け持ちます。政府系金融機関ですので、政府の政策に基づいた事業支援を重点的に行います。

たとえば、創業支援などは、創業をしやすくして経済を活発にして発展させようという施策に基づいていますし、セーフティーネット機能としての役割も重要なものとなっています。今年問題となった、コロナウイルス感染症による影響を受けた事業者に対する特別な融資もいち早く対応しています。

創業時、創業して間もないなど、民間の金融機関で融資が受けられなくても、日本政策金融公庫であれば融資を受けられることがあります。

商工中金

正式な名称は、商工組合中央金庫といいます。

こちらも、政府系金融機関です。政府と民間団体が共同で出資する金融機関となります。日本政策金融公庫が、融資だけを行うのに対して、商工中金は預金や手形決済も行います。融資の受けやすさでいうと、年商1億円の規模の中小企業が目安となっているようです。

まとめ

他にも、JAバンク、ノンバンクなどそれぞれに特色があり、用途や融資までの時間的な条件に違いがありますので、状況に応じて活用しましょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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