本日は「税理士報酬の留意点と税理士の探し方」をお伝えしていきます。
一般的に税理士と契約した場合どのくらいが相場なのかと言いますとおおよそですが、月額3万円程度です。
確定申告の決算料は15万円位が平均だと思います。
料金は定まっているわけではありません。
事務所によって変動はあります。
また、全国で7万5千人も税理士がいます。
その分事務所も多いです。
どの税理士と契約をするのかしっかり考えましょう。
お金の事ですので契約後に聞いていない料金を提示されてしまったらお互いの関係がわるくなります。
ですので、税理士と契約する前の留意点をお伝えします。
①大事なのは価格では無く費用対効果で考える
「幾らでどこまでサポートしてくれるのか?」がとても大切になります。
安いのが良いのかと言ったらそうでもありません。
たくさんの税理士がいますのでサービスも品質もそれぞれです。
料金の低さを重視すると手抜きをされてしまうこともあるので安さだけを求めるのはオススメしません。
逆にやることが増えてしまい大変になってしまいます。
②広告の超低価格には気をつけください。
低価格と見せかけてオプションの追加料金を加算させて結果高額な税理士報酬を要求する事務所もあります。
③決算料、年末調整料、税務調査立会等は別途請求か、毎月の報酬の中に含まれているのかを確認してください。
④電話やメールでの相談も顧問料の中に含まれるのかも確認が必要です。
⑤どのような人が担当に着くのかも重要です。
担当者との相性が非常に大切になります。
以上が留意点です。
先程もお伝えしましたが、全国にはたくさんの税理士がいます。
ではどのように税理士を探すのが良いのかをお伝えします。
①知人や社長仲間からの紹介。
・信用している人の紹介なら安心です。
②同級生から探す。
・長年の付き合いで頼みやすく相談しやすいのが良いです。
③異業種交流会仲間等から選ぶ。
異業種交流会で経営者仲間ができて紹介してもらえれば安心です。
また、紹介してくれた社長さんの人望が厚ければ料金も安く、サポートも手厚くなる可能性もあります。
④ネットで探す。
契約後に顧問契約解除も念頭に置いておくのであれば、ネットで税理士を探した方がしがらみはありません。
仲が良すぎたり、あの人に紹介してもらったからなどと嫌々紹介してもらった税理士と関わる必要がありませんし気を使わなくても良いので楽ではあります。
⑤税理士紹介会社を活用する。
・事業者にマッチした税理士を紹介してくれるので紹介会社を使うのも良いと思います。
以上が税理士の探し方です。
日本にはたくさんの税理士がいます。
大事なのは税理士に対してどこまで求めるのかを決め、お互いが満足できるビジネスパートナーで有り続けられるかだと思います。
そこは上手く厳選して、探し出して頂けたらと思います。 最後までお読みいただきありがとうございました。
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