今年に入り緊急事態宣言やまん延防止対策などが行われているのは皆様の知るところだと思います。
そんな中新たに創設された小規模事業者持続化補助金の「低感染リスク型ビジネス枠」をご存知でしょうか。
本年3月31日に発表されたばかりの内容となります。
個人事業主の方や法人企業の方共通の内容ですので、本日はこの小規模事業者持続化補助金「低感染リスク型ビジネス枠」をお伝えしていこうと思います。
言葉は非常に似ていますが、昨年行われた持続化給付金とは全くの別物ですのでお間違いの無いようにご注意ください。
給付金と違い、補助金は対象経費の中から規定の数字分を補助してもらえるので売上が下がったからと言って貰えるお金ではありませんのでこちらも勘違いをされないようご注意ください。
小規模事業者持続化補助金とは?
小規模事業者持続化補助金の中には一般型と「低感染リスク型ビジネス枠」とがあります。
その一般型と「低感染リスク型ビジネス枠」を比べて説明をします。
小規模事業者持続化補助金・一般型
・販路開拓に関する経費を補助してもらえる制度です。
収益の拡大を目指すための販売促進活動に関するものや業務の効率を上げていく為の投資(生産性向上)
・補助率:対象経費の2/3(上限50万円)※遡及なし
お金を使ったら最大2/3が補助になります。
例として、75万円経費としてかけた場合、その2/3の最大50万円を補助してくれると言うことです。
以上が一般型となります。
こちらの補助金はあくまでも小規模事業者に対する補助金ですので、小規模事業者に該当する必要があります。
小規模事業者との該当はどういった要件になるかと言いますと、常時使用する従業員数で判断します。
例えば
・商業・サービス業(宿泊業、娯楽業以外):5人以下
・宿泊業・娯楽業:20人以下
・製造業他:20人以下
等が小規模事業者に当ります。
医師や財団法人は含まれませんのでご注意ください。
人数を見るとお分かりかと思いますが比較的サイズの小さい会社、個人事業主向けの制度だと思います。
また、役員、事業主、家族従業員、一部のパートは人数から外れます。
・申請する際は商工会議所や商工会経由で申請できます。
・締切は今年6/4までです。
次回は10/1と来年2/4となっています。
いかがでしたでしょうか、次回は小規模事業者持続化補助金のもう一方の「低感染リスク型ビジネス枠」を見ていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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