こんにちは、みんなの資金繰りです。
本日は信用情報を取り扱っている組織の中からKSC(全国銀行個人信用情報センター)について詳しく説明していこうと思います。
KSCは一般社団法人全国銀行協会が設置、運営している個人信用情報機関です。
▼全国銀行個人信用情報センターURL
https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/
KSCは以下の項目を登録、管理しています。
本人であることを特定するための情報
氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、勤務先等と、一部情報にはその履歴
取引情報
ローンやクレジットカード等の契約内容とその返済状況(入金の有無、延滞・代位弁済・強制回収手続等の事実を含む)の履歴
照会記録情報
会員がセンターを利用した日、ローンやクレジットカード等の申込み・契約の内容等
不渡情報
手形交換所の第1回目不渡、取引停止処分
官報情報
官報に公告された破産・民事再生手続開始決定等
本人申告情報
本人確認資料の紛失・盗難、同姓同名別人の情報がセンターに登録されており自分と間違えられるおそれがある旨等のご本人からの申告内容
貸付自粛情報
ご本人に浪費の習癖があることやギャンブル等依存症によりご本人やその家族の生活に支障を生じさせるおそれがあることから、自らを自粛対象者とする旨のご本人からの申告内容
こちらの情報の使われ方としては先日のブログ内でお伝えした通りですが、銀行などの金融機関が照会することが多い為、融資などの判断材料にされることがあります。
ご自身の情報の現状を知りたい場合は以下の3種類をご準備の上、郵送が必要となります。
①登録情報開示申込書
HPよりダウンロードできます。
②手数料
1,000円(消費税・送料込み)
※ゆうちょ銀行発行の定額小為替証書を、郵便局またはゆうちょ銀行直営店でお求めください。
③本人の確認資料(2種類)
氏名、生年月日が確認できる資料いずれか2種類(うち1種類は現住所を確認できるもの)をご同封ください。
※詳細はHPをご覧ください。
送付先
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-5-1
一般社団法人全国銀行協会 全国銀行個人信用情報センター
また、情報の開示とは別に以下の場合などに本人からの申告に基づき本人申告情報として登録を行うことが出来ます。
・運転免許証等本人確認資料の紛失または盗難により名義を冒用される可能性がある場合
・センターに同姓同名かつ同一生年月日の別人の情報が登録されており、本人と間違えられる可能性がある場合
①本人申告登録申請書(紛失・盗難)
HPよりダウンロードできます。
②本人確認資料(1種類または2種類)
氏名・生年月日・住所が確認できる資料(1種類は現住所を確認できるもの)で、日本国内の官公庁等(健康保険組合を含み、外国政府機関を除く。)が発行した、有効期限内のもの。
※詳細はHPをご覧ください。
③本人確認資料の紛失・盗難があったこと(警察への届出等)を示す資料 ※以下のいずれか
- 再交付申請書等の写し
- 紛失届の受理票、警察署への被害届等の受理票等の写し
- 警察署等から手交された受理番号がわかる資料・メモの写し
- 「受理票等を提出できない理由書」
(警察署・交番等の名称、警察署等から口頭で伝えられた受理番号を記入ください。)
④切手
登録通知書を簡易書留でご送付するための郵送料として404円分の切手。
送付先は同じです。
いかがでしょうか、ご自身の状況の確認もできますのでご興味のある方は開示請求をされてみても良いかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。